第23回釜山国際映画祭に行って❷

午後6時、いよいよ開幕式の始まりだ。と、ここからしばらく俳優さんや監督さんたちのレッドカーペット行進が続く。
「麗〜花萌ゆる8人の皇子たち」や「力道妖精キムボクジュ」などに出演している若手伸び盛りの俳優、ナム・ジュヒョク。
言わずと知れたスエ。
ひときわ歓声が大きかったチャン・ドンゴン。
こちらも大歓声のヒョンビン。
名優アンソンギ。
美しい女優さんたちが続く。
巨匠!イム・グォンテク監督。
今年の司会はキム・ナムギルとハン・ジミン。活躍中の二人とあって会場も盛り上がった。
開幕セレモニーのオープニングは映画音楽の巨匠、坂本龍一のピアノ演奏。静まり返った会場に名曲戦場のメリークリスマスが響き渡った。
演奏終了後「今年のアジア映画人賞」を受賞した坂本氏は「今、朝鮮半島に平和が訪れようとしている。暴力による支配がなくなることを祈っている」と語った。
8時半頃から始まった開幕映画は、6年ぶりにスクリーンに戻って来た女優イ・ナヨン主演の「ビューティフルデイズ」。脱北女性が主人公の過酷な現実を描いた作品。うーん、題名とかけ離れているが、最後に希望を託したのかなという感じ。この監督は、ドキュメンタリー「マダムB」でも脱北女性を扱っていたなあ。 
時折、小雨が降り込み、強い風が吹き込んで来たが、10時半には無事に開幕式は終了した。
土曜日に帰るつもりだったが、台風のために飛行機が飛びそうになかったので、泣く泣く翌日、福岡に戻った。来年はゆっくり映画祭を楽しみたい(^^)

Uri-labo editors

Uriとは韓国語で「わたしたち」。 各メディア誌で編集・ライティング経験を積んだ 「わたしたち」4人が「わたしたち」のフィルターを通して 九州・福岡の様々な情報を発信します。 グローバルな偏愛視点がわたしたちの「ウリ」。 お仕事の依頼はお気軽にメールください。 お問合せはurilaboyoko@gmail.com

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